カスハラは日常

どこかのタクシー会社でカスハラの問題が起きている。「お前は運転するしか能がないだろう、その運転も満足にできないのか」、私に置き換えると、私は、ジャーナリストで、中小企業診断士だ。お前より、能力は高い。仮に運転しかできなくても客の命を預かり、運転するのは、過酷な仕事だ。それも拘束時間は20時間、疲れ切ってしまう。

私にとっては、自らに与えた苦行なので、納得している。バカ客は死んで欲しい。あるいは、気持ちよく乗れないのなら、歩け、私は、普段、ワーゲンで移動、地方出張以外はタクシーは使わない。

酔っぱらい親父のモラルは、ほとんどない。普段、馬鹿にされている鬱憤をたかがタクシーに晴らしても自分のバカを深めるだけだ。

タクシードライバーの疲労と営業成績─イベント好きな会社の影響#疲れる

タクシーの運転そのものには、だいぶ、慣れてきた。ただ、私の参加する企業はイベント好きだ。昨日も午前7時半から、1年勤続から25年勤続まで、5年単位の表彰、さらに営業成績優秀者、乗務回数優秀者、何十人もの表彰が行われ、ほぼ1時間半拘束された。

全くもって疲れる。何も表彰されない人にも4千円が、支給される。現金は嬉しいと言えば、嬉しいが、式自体はめんどくさいの極地だ。

おかげさまで、乗務の調子は悪く、午前中から、疲れ切ってしまった。式めいたこと、会社との関わりがめんどくさいので、この仕事をしている。何だか、馴れ合いを作ることで、営業成績を上げさせようとしているとしか、思えない。喜んで下らない賞をもらっている人も何だか、浅ましく見える。

売上はそれなりに上がったが、普段の倍以上、疲れた。

 

お前のうちなんか知らねいよ

住所を言え

タクシーの運転をしていて困るのは、案内するといいながら、適当な客だ。左車線を走っているのにいきなり右に行け、という。都内の道路は混んでいる。左から右に移るのは難しい。3車線の左側にいると尚更だ。ワンボックスの馬鹿と軽自動車の間抜けがクラクションを鳴らす。最近、思うのは、ワンボックスの馬鹿のタチが悪い。クラクションは嫌がらせ、鳴らす暇があったら、とっくにぶつかっている。

降りて喧嘩するわけには行かない。

ラクションはほとんど気にならなくなった。勝手にならせ、私のバックには鉄の棍棒が入っている。下手すると痛い目に遭う。

こうした客は、タクシーの運転手は、すべての道をわかっていると勘違いしている。お前のうちなんぞ、知るわけない。せめて住所くらい言え、なんだか知らない駅を言って、そこを左、その後、右、その駅すら知らない。とくに東武東上線の名もなき駅なんか、知らないし、知ろうとも思わない。最近、腹も立たなくなった自分が寂しい。この手の若いやつのタチが悪い。

気取ってんじゃねい。このトレンド崩れが。

売上疲れとの戦い、深夜のノルマクリア#

今日は、板橋地獄にハマり込んだ。湯島から、浦和、売上は1万円弱だったが、それまで、売上が伸び悩んでおり、やっと一息つける、と思ったら、大間違い、浦和から、板橋に抜け出すのに、ゴーが何度もなる。行き先は板橋だったり、赤羽だったり、十条だったり、また、赤羽、また、板橋、都内東北部から、抜け出せない。

普段、そのあたりには行かない。したがって、道も良く知らない。できるだけ早く抜け出し、いつもの日本橋周辺に戻りたい。すると、また、無線で呼ばれる。断って仕舞えばいいのだが、そこは貧乏性、つい受けてしまう。やっと抜け出せたのは、25時過ぎ、いつもの中央通りに戻ると、いきなり、船橋行き、この段階で、7万円台後半の売上、もう帰ろうと思うとまた、無線がなる。酔っ払いの若いにいちゃんとシラフのネイちゃんを乗せて、船橋方面に逆戻り、千葉県には入らなかったが、事務所からは離れるばかり、ノルマらしきものはとっくにクリアしているので、早く帰りたい。

最後は、カイソウにして、無理やり、事務所に戻った。売上は税込8万円を超えたが、相当、疲れた。

売上に対する欲と極度の疲れの戦いが深夜に続く。

 

20時間、タクシーを運転していると必ず一人は気に食わない奴に出くわす。何とか通りを右折して、何とか通りを左折、その通り名が明らかに間違っている。できる限り、いう通りに走らせるが、先日の客はいちいち文句を垂れる若造だった。行き先は銀座のクラブ、ネイちゃんと待ち合わせしているらしい。

銀座も修羅場もお前が小学生の頃から、数知れずこなしている。柔道2段で、さらに合気道、居合まで、続けている。

スーツは着てても口ぶりと態度はチンピラ以下だ。本職のヤクザも乗せるが、そううゆう人に限って丁寧だ。チンピラは死んで欲しい。

こっちは、高校時代から、ブントだった。さらに記者時代は、修羅場の連続、コンサルになってからもあっちの方の人と渡り合うのも仕事の一つだった。成田の恐ろしさをわかっていない馬鹿、死ね。

タクシーを運転していて楽しみは、食事に絞り込まれる。昼は立ち食い蕎麦、夜はラーメンライスに決めている。あちこち都内を回るので、気になる店は、チェックする。とは言っても売上を上げるために、わざわざ、回送にして、行くことはない。昼食を取ろうとと思う時に限って、客の手が上がる。あるいは無線が入る。

やっと気になっていた蕎麦屋に入れた。美味しかったが、立ち食いに限りなく近い店舗で価格は1000円を超える。ふざけるな、と思ったが、食べるとそれなりに美味しかった。
単純労働は、腹が減る。コンサル仕事は腹は減らない。かつては、2日間、バナナだけで過ごしても平気だった。食べることの楽しさを実感している。

私もかつて行っていたがキャバクラに行くやつはバカである。私は2回以上指名して、店外がなければ、2度と行かなかった。タクシーの客でキャバ帰りが多い。ネイちゃんたちは、君を馬鹿か財布だと思っている。コツを教えよう。問題はボーイだ。ボーイに千円くらいあげて、いい子をつけてよ、というと必ず、気分良く飲める。ボーイが権力をもっている。そのことの気づかないバカは財布、バカ親父として、死ぬまで過ごす。