二足の草鞋

昨日から今日にかけてタクシー運転手、朝4時に帰宅、しばらく、ぼーっとして、風呂に入る。タクシーの場合、20時間以上、風呂に入れない。事務所に風呂はあるが、時間を使って入る気にならない。さっさと帰宅したい。普段なら、寝てしまうが、無理して、風呂に入ったのは、これから、小田原まで行かなければならないためだ。約束の企画提案書はできていない。これは、適当に勘弁してもらう。

タクシーの仕事と同時に300万円の調査依頼が入ってきた。下請けに丸振りしようと思うが、思ったような下請けが見つからない。まあ、なんとかなるだろう。
小田原仕事もコンサル仕事、それなりの金額をいただいている。タクシーは、20時間以上の拘束で、3万六千円、いいんだか、悪いんだか、歩合制なので、下手コクと、最低賃金を下回ってしまう。まあ、今のところ、完全に下手こいたことはないが、手取り4万円が、どうしても達成できない。少し、タクシー仕事がマンネリになってきているので、新たな戦略を立てる必要がある。
コンサル仕事も同様で、これはこれでキチンと営業する必要がある。
私のキャリアから、外資系コンサルからのスカウトが相次いでいるが、英語を喋れない私には無理がある。
当分、タクシーとコンサル仕事の両立を目指す。小田原への行き来は、グリーン車でくつろぐことにしているが、今日はさすがに眠ってしまいそうだ。
 
64歳を超えて、はっきり言ってハードである。ただ、定年退職して、年金暮らしは、ゾッとする。体力の続く限り、二足の草鞋を履き続ける。むしろ、その方が、健康には良さそうだ。
 
そのうち、欲しい自動車と犬が買えるだろう。望みは、そんなものである。