空腹
タクシーの時、昼は立ち食いそば(できればドンものセット)、夜は、ラーメンと決めている。食事による栄養補給が、眠気を防ぐことを発見した。できれば、13時から14時の間に昼食、20時から22時に夜食を食べたい。そううまくいかないこともある。昨日は、昼食15時過ぎ、夜食23時過ぎになってしまった。
これが、ペースを乱す。昼にドンものを食べる気にならず、夜食にラーメンとライスにしたこともペースを乱した原因だ。夜食は珍しく、食べ残してしまった。店選びもうまくいかなかった。本来、美味しいお店だが、体調と気分に合わなかった。
昼は、それなりに有名な鰹節問屋さんが、直営でやっている「そばよし」、立ち食いそばだが、クオリティは高い。その時間が遅かったため、夜食も遅くなった。
これまでの人生で食べることを重視したことはない。場合によっては、1日に一食で済ますこともあった。そのせいもあり、還暦をとうに超えて、大学時代と体重の変化はない。相当、昔の服も平気で着られる。
タクシーという肉体労働を始めてみて、食べることの重要性とケジメを思い知った。コンサルタントの仕事は、頭を使うが身体はそれほど使わない。セミナーをやるとそれなりに疲れるが、それが食欲に結びつくことはない。逆に頭が興奮してしまい胃腸に血液が流れなくなり、食欲は減退する。
タクシーの仕事も相当、不健康な仕事だが、今更ながら35年以上やってきたコンサルタントの仕事の不健康さに気がついた。血液は満遍なく全身に回っているべきで、脳みそだけに集中するのは、身体のバランスを崩す。幹線道路沿いにある定食屋さんで、大盛りご飯をかき込む、トラック、その他ドライバーの気持ちが、少しだけわかった。食事は栄養補給であり、楽しみ(自己解放)の方法だったのだ。
とりあえず、体重が必要以上に増えないようにする。
