タクシーの危険

タクシーは、一日(20時間)250キロから300キロ走る。私は、売り上げに執着していないので、それほど走っていない。それでも危険は満載だ。客を乗せるため、無理な進路変更は当たり前、それより、怖いのは、客の要望通り走っているのに、客が突然そこは右折、などという時だ。右折しないと遠路通行で苦情が来かねない。無理しても右折する。

最近、他車から鳴らされるクラクションはまったく気にならない。クラクションは嫌がらせにすぎなく、ぶつかる時は、とっくにぶつかっている。素人ほど、激しくクラクションを鳴らす。プロのドライバーは、気本的には、譲り合う。たまにタクシーにクラクションを鳴らされることもあるが、あれは、客に対する見せつけだ。

とは言っても1日何度か、やばい、と思うことがある。ゆっくり、行くのが1番で客より、私の方が大切だ。小銭で命を失ったり、家族に迷惑をかけたりすることは、真っ平ごめんだ。

いつでも辞めるのだから。