新宿のはずれから、ゴーアプリで呼び出された。ホテルオオクラに行けという。
オオクラは、記者会見会場やパーティーで、何度も訪れている。ただ、私がドライバーとして、行くのは、当然、初めてだ。タクシーで行くことがほとんど、エントランスが、どこにあるかも知らなかった。無礼なオンナは、タクシーの入り口を間違えて、一周回って、辿りつたことを激しくなじる。さらにその分の料金をまけろ、喚き出す。めんどくさいので、千円くれてやった。
私は、今でもオオクラには、行く立場でもある。
お前より、はるかに多くオオクラを利用している。私が、プロデュースした海外ブランドのレセプションにも使った。
よく考えると、1000円の惜しさではなく、タクシードライバーを見下す根性に腹が立つ。レセプションマネージャーに伝えようか、とも考えたが、大人気ないのでやめた。脅しとるように1,000円を請求する、品のなさもいい加減にしてほしい。
オオクラあたりが、あの手の品のない客の食事場になっている。オオクラも落ちたもんである。