タクシーの無線で、どこどこマンションの車寄せまで、来い、という依頼が来る。ほとんど、かちどきや、東雲、渋谷、新宿、その他の高層マンションである。依頼者は、マンション名だけで誰でも知っている、という大きな勘違い。知るわけねいだろ、私は郊外の広い一戸建てに住んでいる。タワーマンションなんぞ、住む気もなければ、嫌悪感すら感じる。私のうちは、70坪、買った時は1億を超えていた。そこに友人のデザイナーが設計した家を建てた。
本当に高級なマンションには、ドアボーイ、ドアガールがいて、案内してくれる。中途半端な高層マンションは、たかが、賃貸アパートである。多分、オーナーは中国人か、中東のお金持ち、投資目的で、買って、バカ賃料で、愚かな一時的な小金持ちに貸している。
推測するに、水女か、itバブル長者の一家だ。車寄せ、ふざけるな、玄関から、数メートル、さらにどこから入っていいかわからない。そうゆうところは車寄せとは言わないのだよ。
アメリカやヨーロッパのマンションには、必ず案内人が立っていて、誘導してくれる。ホテルも同様、リッツカールトンやオオクラ、帝国は、丁寧に誘導してくれる。
お前が住んでいる貧乏くさいタワーマンションなんて知らねえよ、私の友人の大金持ちは、三鷹の質素だが、シンプルなマンションに住んでいる。もう1人は亀有に大きな家を建てた、
薄く平べったい貧乏贅沢には嫌悪感が走る。
お前らのマンションまがいは間違いなく地震が来たらアウトだ。
