何ヶ月か、タクシー運転手をやっていて、顧客傾向が明らかになった。一番、気分がいい客は、老人か、子供連れの主婦、次は年配のサラリーマンか、自営業者、結構若いブルーカラーも運転手に対する応対はいい。

最悪なのは、中年のエセキャリアおんな(だいたいブスである)、完全に勘違いしている。この手に限って急げ、という。アホか、お前のために罰金を払う気はない。とくになんとかマンションのエントランスまで来い、という指定が入るのが、このバカ女、お前が住んでいるマンション?賃貸アパートのエントランスなんざ、しれねいよ。お前が掃除婦になるのも時間の問題だ。私の会社では即クビにする。

次が若いサラリーマン、テメイ、自分の財布から金出してねえだろう、距離は短い、文句は言う、歩いていけよ、それなりの企業に勤めているのだろうが、終わりは見えている。

企業につぐ、タクシーの人事評価は、とても厳しい。私は、大企業専門コンサルタントなのである。